自身の経験を漫画にしてみよう!社会人漫画家の強み

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みなさんこんにちは。KYKYです。

皆さんの中には会社で働きながら
漫画を描く…

いわゆる社会人漫画家もいらっしゃると思います。

僕もそうです。


そんな社会人漫画家の皆さん。
実は自分にはものすごく大きな強みがあることをご存じですか?


職場のことを漫画に取り入れてみる


社会人漫画家には社会人経験のない人に比べて
大きな強みがあります。

それは「会社で働いた経験」です。





当たり前じゃんと思われるかもしれません。

しかしこれってむっちゃ大きなメリットなんですよ。


例えば、僕が
『ピザ屋で働く女の子たちの日常を描いた4コマ』
を描こうと思ったとします。

そしたらピザ屋のリサーチが必要ですよね?


何をしているのか?
ピザってどうやって作るのか?
配達ってどうやってやるのか?
配達に遅れたらどうなってしまうのか?
ピザを焼くのに失敗したらどうなるのか?
一日にどれくらい注文が入るのか?

こんな仕事の知識が必要になってきます。

これらを得るには取材をするとか
実際にピザ屋で働くしかありません。

どちらにせよ時間がかかります。



しかも取材では

仕事をサボってるやつと真面目なやつの違いは何か?
店長が全然店に来ないんだけど何してんの?
配達にいった先輩が帰ってこないんだけど?
ピザのトッピングをつまみ食いしてたら先輩にバレた

こういう「リアル」な体験は得にくいのです。



だから僕がピザ屋の漫画を始めようと思ったら
結構リサーチに時間をかける必要があるわけです。




しかしですよ?




もし僕がピザ屋で三年間アルバイトをしていたら?
そう、三年間分のリサーチをしてきたのと一緒なわけです。

ピザ屋で働いた経験があればそれがそのまま
取材したことと等しい…とこういうわけ。

なので、今から調べなくても自分の体験談をネタに
登場キャラに同じことをさせる…。

これだけでピザ屋の漫画描けそうじゃないですか?

特に「あるある」ネタを描ければ大きな共感を得られます。

これは大きな強みです。

別にピザ屋の体験をそのままピザ屋の漫画として使わなくてもいいんです。

ガワだけ変えて使ってもいい。

例えばピザ屋ならガワをファンタジーに変えてみて
「王都と地方の村を行き来する商人の話」として
ピザ宅配の大変さをモチーフに
アイテムを村に配達する商人を描くこともできるわけです。


あなたが職場で一般的ではない体験をしていたなら
それだけで非常に個性的な漫画を描くことも可能です。




例えば…
山賊ダイアリーという面白い漫画があります。


作者の方はなんと山でイノシシやシカ等を狩る「猟師」経験があり
その経験を活かした狩猟のことを描いている作品です。


狩猟という中々一般人は触れないことを漫画にしたわけです。



貴方の「あたりまえ」は他の人にとっては未知数で興味深いことかも!


人っていうものは知らないことに対して興味がわきます。
知的好奇心というやつです。

猟師が何してるのとか僕全然知らないので
こういう漫画があるって知ると読みたくなるわけですよ。


異文化交流会が人気なのと一緒です。


貴方の社会人経験は、とても面白い漫画のネタになるかもしれません。


例えば僕は回転寿司屋で5年以上アルバイトをしていました。
これも、回転寿司屋で働いたことのない人からしたら
色々と興味深い事実を僕は知っているわけです。


魚をさばいて寿司にするまでの工程だとか
正月やお盆の繁忙期は夜中から仕事してたりだとか
レーンにお寿司を乗せるのが遅れると注文ラッシュが来て死ぬとか
シャリ焚きを延々と繰り返して頭がおかしくなりそうになることとか


こういう体験を元にした漫画を描いたら
寿司屋で働いたことのない人が見たら
「え、何それ面白そう!」となるかもしれないんですよ。



逆に僕も

営業マンが普段何してるんだとか
工事現場のアスファルトの敷き詰め方だとか
パティシエはケーキを何時間で作成できるのかとか
証券会社ってどうやって稼いでるの?とか

そういうことは全く知らないわけです。
経験も知識もないですから。


だからそれらが面白おかしく描いてある漫画があれば
読みたくなってきます。

知的好奇心を刺激されますからね。



『社会経験がある』

これは社会人漫画家の大きなメリットです。
自分の職場の経験を漫画に活かせないか、ぜひ考えてみましょう。


こちらのページでWEB漫画を始める方法について書いています。
合わせてどうぞ!
https://ky2nd.com/webcomic-start01

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