更新頻度が大事なんだってお話。WEB漫画の始め方その5

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こんにちは。KYKYです。

皆さんは「ザイオンス効果」っていうものをご存じでしょうか?

心理学で使われる用語で、接触回数が多い程親近感がわく心理です。


例えばクラス代え。
最初は話さなくても、毎日毎日顔を合わせていると仲良くなっていきますよね?

あれのことです。

人間は何回も接触したものに対して好意的になっていくのです。



漫画で例えてみます。

週間雑誌と月刊雑誌、人気があるのはどちらでしょうか?


大体の人が週間雑誌を思い浮かべたと思います。

無論連載している作品の質もあります。
でもこのザイオンス効果の視点で見ると、
週刊って月刊よりも大きなアドバンテージがあるんですよ。

一ヶ月に1回しかキャラに出会えない月刊誌。
対して一ヶ月に4回もキャラに出会える週刊誌。

接触する回数が多ければ多い程、親近感が湧くザイオンス効果。

週刊誌のキャラの方が、ひいては週刊誌の漫画の方が人気が出やすいんですね。


これは漫画雑誌の話ですが、WEBで連載するWEB漫画も同じです。


例えばあなたが100ページの漫画を描いたとします。

それを、一年で100ページ分を一回アップするのか。
あるいは10ページ毎に分けて一年で10回アップするのか。

後者の方がいいわけです。

一年で一回だとそもそも記憶に残りません。
接触する回数が一回しかないからです。

対して一年に10回更新する場合。
読者は10回もその漫画に接触するわけです。
なので記憶に残りやすい。


WEB漫画の大きな強みは更新スピードです。
印刷所で印刷して全国に配送して~という
手順を踏まなければいけない漫画雑誌に比べて
WEB漫画は描いたらアップするだけです。

印刷、配送という手順がないので
その分更新スピードを速くできるのです。

ならこのWEB漫画の強みを最大限活かしましょう。


更新スピードを速くする。

多少クオリティが落ちてもいい。
ページ数が少なくなってもいい。

とにかくこまめに更新することで、読者の記憶に刻まれます。
記憶してもらえればまた読んでもらえます。

せっかくインターネットを使って配信するのですから
ネットで発表できるWEB漫画のメリットを出していきましょう。

今50Pのネームを描いているのであれば
25Pずつに分割できないか考えてみましょう。

また更新頻度を上げることで
「一話アップできた」という自己のモチベーションを
保つことにも繋がります。

仮に一年に一回しかアップしなかったら
反応貰えるまでの道のりが長すぎて
孤独に耐え切れなくなるでしょう。

エッセイ漫画やギャグ漫画を描いている人は
一日1Pのショートギャグを毎日更新するという手法を使う人がいますが
かなりインターネットに適しているスタンスだと思います。

ストーリー漫画なら1Pずつ更新しても読みにくいだけなので
最低限のページ数は必要ですが…w



ザイオンス効果を上手く使い
読者を増やしていきましょう。



前回の話:ネットで漫画を発表するとこんなメリットがある!

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